宇都宮では電気工事が様々な形で行われています。
ただし、一部の業務については行政の許可や届け出を行わないと施工できないものもあります。
そこで今回は、どのようなものが届け出や許可で行われるのがについて解説していきます。
大きな電気工事をするには許可が必要
電気工事も小さな工事では許可がいらない場合も多くあります。
しかし、大きな電気工事をするには許可が必要です。
その許可が電気工事業の一般建設業許可で、税込み500万円以上の電気工事を請け負う場合に必要になります。
工場や商業施設の電気工事を請け負った場合、その規模の電気工事になることが多く、重要な許可といえるでしょう。
また、さらに大きな電気工事で発注額の合計が4,000万円を超える場合は、電気工事業の特定建設業許可が必要になります。
これは宇都宮だけでなく、全国共通の制度になっており、宇都宮でも大きな電気工事を受けられる電気工事事業者は、これらの許可を得て電気工事を請け負っています。
そのほかにも許可や届け出が必要な工事がある
巨額の電気工事を請け負う場合は許可が必要なことは、先ほど解説しました。
しかし、工事の内容についても許可が必要です。
たとえば、電気設備の新設や改修、さらには太陽光発電システムの設置といった工事です。
まず、電気設備は工場などで変電などを行う工事が主なものになります。
これらの変更や新設といった高圧電力に関わる工事については届け出が必要です。
また、比較的身近なものとして太陽光発電システムの設置なども許可が必要です。
このようなケースはごく一部で様々な場合に許可や届け出が必要になり、宇都宮の建設関係の部署へ行って届け出をします。
ただ、許可や届け出の必要性については、発注側が直接関係することは少なく、電気工事の事業者へ相談することをおすすめします。
そうすることで、適切な対処をしてくれるでしょう。