松山市は愛媛県の県庁所在地で、人口だけで愛媛県の3分の1を占める地方都市として知られています。それに伴いさまざまな施設やサービスが充実する中、特に松山駅周辺にエステサロンが増えてきています。
そこで今回は、松山市でエステサロンを開業するために必要な準備や手続きについてご紹介します。
エステサロンの開業に特別な資格は必要？
結論からいうと、エステサロンの開業にあたって必要な資格はありません。エステティシャンを名乗るにも決まった資格がないのと同じですね。
とはいえエステ業界は競争率が激しく、どうしても似たり寄ったりのサービスになりがちです。そのため、お客さんの満足につながる知識や技術はもちろん、自分ならではのサービスやコンセプトなどを明確にし、個性を活かすことが大切です。
松山市でエステサロンを開業するのに必要な準備や手続きは？
まずは、拠点となる物件を探すことからです。今は自宅兼オフィスとして自宅の一角をサロンにする方も多いですね。ほかにもアクセスしやすいか、駐車場は確保できるかなどを含めて立地を決めるようにしましょう。費用に関してはエステ機器や備品なども含まれてくるので、サービス内容も事前に考えておくことが大切です。顔の施術が中心のフェイシャルエステも行うなら、それだけサービスや必要な備品が増える可能性があります。
開業の手続きについては、税務署に開業届を提出します。開業日や店舗名などを記載するため、事業を始めるときに手続きするのがおすすめです。
また松山市では、エステサロンでサウナや入浴などの設備を導入する場合、保健所に「公衆浴場営業許可申請書」を提出することになっています。申請書以外にもいくつか添付書類が必要なので、担当部署に確認しておきましょう。
エステサロンは開業よりも「継続」がカギ！
エステサロンを開業するにあたっては必須の資格がないため、比較的開業しやすい業種なのではないでしょうか。しかし、個人店ならではのサービスなどで差別化を図ったり一層技術を磨かないと、埋もれてしまいやすいともいえます。自分の強みを活かして継続し続けられるかどうかが大切になってきます。
最近ではコロナ規制が緩和され、男性の美容への認知も広まっていることから、エステの需要がより高まりつつあります。美容の動向をおさえながら、理想のエステサロンを長く続けていけると良いですね。