【解説】ワイヤーハーネスとは?ワイヤーハーネスの種類や製造・販売事業を紹介

電気自動車が普及するにつれて、ワイヤーハーネスの需要は上昇傾向にあります。日本全国に点在するメーカーが同製品の製造・販売に取り組んだ結果、自動車などにワイヤーハーネスが組み込まれる機会も増えてきました。本記事では、急速に需要の拡大が続くワイヤーハーネスについてご紹介させていただきます。

ワイヤーハーネスとは?

そもそもワイヤーハーネスという単語について、聴き慣れない言葉だと感じる方は少なくないのではないでしょうか。普段、機械をあまり利用しない場合はワイヤーハーネスを使ったことがない方も多いのかもしれません。ワイヤーハーネスとは、電線・電線の両端に付属する端子やコネクタをまとめた物品の総称で、主に自動車に組み込まれていることで有名です。医療機器や工場の生産設備に使用されることもありますが、一般家庭では自動車のエンジン回りに設置する程度に留まるようです。ワイヤーハーネスは電気供給に必要不可欠なアイテムのため、自動車の性能・機能に合わせて購入するべきだとも考えられています。

ワイヤーハーネスの種類

ワイヤーハーネスは性能や使用用途によって複数の種類を使い分けることができます。中でもアルミワイヤーハーネスやスライドドア用ハーネス、電気自動車(EV)用ワイヤーハーネスが有名です。アルミワイヤーハーネスの場合、従来の銅製製品に比べて軽量かつ防食技術が進んでいる点がメリットとして知られています。スライド用ハーネスは常時給電用に作られているため耐久性に優れており、断線しにくいように設計されている利点を持ちます。また、電気自動車(EV)用ワイヤーハーネスは電磁波を遮断する機能や高電圧・高耐熱性を兼ね備えており、電気自動車を快適に利用するために欠かせないアイテムです。いずれも非常に有用で、様々なニーズに応えることができます。

ワイヤーハーネスの製造・販売事業について

ワイヤーハーネスの製造・販売事業は日本全国に点在しています。近年は各事業がインターネット上にワイヤーハーネスの販売ページを作成するなど、通販に力を入れているケースが多く、気軽に購入できるメリットがあります。電気部品販売店でも取り扱われる機会が多いため、直接確認したい方はぜひ近隣の電気部品販売店や電気街に足を運んでみてはいかがでしょうか。