複合機のカウンターと保守点検

職場に複合機を置いた後、毎月これに料金がかかることが多いです。
その主な1つが複合機のカウンター料金ですが、これは使用者にとっては保守点検契約となるのが基本です。
複合機の保守点検とは、たとえばインクカートリッジの残りの残量や、切れた場合の交換などですね。
これがきちんとできないと、せっかくの複合機も肝心なときに異常で動かないことがあります。

そのため複合機を導入した後は、定期的に保守点検をしていく必要がありますが、これにも費用や手間がかかります。
これを業者が代わりにやってくれるのが、カウンター方式です。
この方式では、使用者は毎月カウンター料金を払わないといけません。
料金計算は、使用した枚数1枚あたりの単価と、1か月の合計使用枚数との掛け算で決まります。
基本的にたくさん印刷するほど、1か月のカウンター料金も高くなります。

これが何のために必要なのかというと、それが保守点検の依頼のために必要なんですね。
カウンター料金を支払うと、それがそのまま保守点検代となるため、専門の業者が代わりに点検等をやってくれます。
これにかかる費用はカウンター料金でもう支払っているため、基本的な点検などで追加の費用は必要ありません。

また、点検だけでなく具体的に何かメンテナンス作業が必要なときでも、料金がかからなくなります。
たとえば基本的なメンテナンスといえば、複合機のインクカートリッジの交換があります。
このカートリッジは基本的に消耗品です。
遅かれ早かれ交換が必ず必要となりますが、カウンター料金を支払っていれば、この交換にかかる部品代や作業料は必要ありません。
これもカウンター料金に含まれているからです。

このように複合機につくカウンター料金とは、保守点検の費用となります。
そのためこの費用をもしカットした場合、保守点検は基本的に自分でやらないといけません。
その点検の結果、何かメンテナンスが必要とわかった場合も、自分でその作業を行うか、もしくはその都度追加で費用を払って業者に依頼をします。
カウンター料金とはこのように保守点検の費用となります。