自動車の普及率が高い広島県では、商用車を使っている会社も多いのではないかと思います。
普通車と同じように商用車も定期的に車検を受ける必要があるのですが、手続きなどになにか違いがあるのでしょうか。
商用車の車検期間や必要な書類は?
商用車の車検期間は、ナンバーではなく主に総重量によって異なります。
軽自動車の場合は2年に1度です。それ以外の商用車は基本的に1年ごととなっていますが、車両総重量が8トン未満であれば初回のみ2年となります。
車検に必要な書類は、普通車と同じ車検証や自賠責保険証明書などがあれば問題ありません。
広島県で商用車の車検を受けられる場所は?
車検を受ける場所も、私たちが自家用車を車検に出すのと同じ流れです。ディーラーや車検専門店、整備工場、ガソリンスタンドが一般的ですね。広島県内でも全ての業者が網羅されているので、予算やサービス、アフターフォローなどを確認し、条件に合った場所を選びましょう。
また、あまり知られていませんが、陸運局(地方運輸局)で車検を受ける方法もあります。陸運局は全国に10か所ある行政機関で、車に関わるさまざまな手続きを担っています。広島県は、広島市内にある中国運輸局が管轄です。
陸運局はユーザー点検なので、検査場への商用車の持ち込みや手続きなどを自分で行う必要がありますが、問題がなければ日帰りで済みます。整備や点検に関する知識や技術があればそのぶん車検費用を抑えられますが、自力で対処できない場合は業者に依頼した方が良いでしょう。また別途必要な書類もあるので、もれのないよう事前に確認しておくことが大切です。
商用車の車検は費用以外のメリット・デメリットも確認しよう
商用車の車検期間は短めですが、手続き方法については普通車と変わらずにできるのですね。
車の整備や点検に精通していれば陸運局で手続きするのがお得ですが、そうでなければ車検業者に依頼するのが安心です。メリットやデメリットを比較して、信頼できる業者を見つけてください。