複合機のカウンター料金

印刷やコピーのため毎月複合機を使っているとカウンター料金も少しずつ積み重なっていくわけですが、これはどれくらいかかるものでしょうか?
単価には相場があります。
モノクロでは1〜3円、カラーでは10〜20円ほどです。

カラー印刷を一切しない場合、カウンター料金もそこまで高額にはなりません。
たとえば1か月に1000枚近く印刷しても、単価が1円なら合計1,000円、3円だとしても3,000円です。
もっと大量の印刷をするときでも、モノクロなら単価自体が安いため、そこまで高額にはならないのが基本です。

しかしカラー印刷をする場合は、料金を事前によく確認し、無駄な印刷は控えた方がいいですね。
単価が10円だとしても、1か月に1000枚印刷すれば10,000円となります。
もし単価が15円なら1000枚の印刷で15,000円ですし、20円になれば20,000円です。
モノクロ印刷に比べると、カラー印刷ではカウンター料金が高くなりがちですからよく確認してください。

ちなみに1か月のうちにモノクロとカラー、どちらかの印刷しかしない方は少数派で、実際にはモノクロとカラーの両方を使用する方が多いですよね。
この場合はモノクロの枚数とカラーの枚数、それぞれの合計枚数に各単価をかけ、それを合計した金額がカウンター料金となります。
たとえば単価1円のモノクロ印刷を1000枚、単価10円のカラー印刷を1000枚、それぞれやったとすると、各合計金額を足して11,000円がカウンター料金となります。
このようにモノクロとカラーそれぞれで単価が決まっており、実際に印刷した枚数に応じて請求が来ますから、仕組みをよく確認しておきましょう。

請求が来る頻度は、1か月ごとになる場合と、2〜3か月ほどまとめてくる場合とがあります。
2〜3か月分をまとめて払う場合、毎月のカウンター料金を意識して確認しておかないと、あとでまとめて請求が来たときに思いがけない高額となる場合があります。
こまめに料金を確認したいときは、なるべく1か月単位でカウンター料金を精算する方式を選ぶといいでしょう。